ORIJNSの歴史:
初めにフランスですべてを製造した高品質の衣服・アクセサリー・ブランドを創りたいという意思がありました。それはスタイルがファッション効果を超越する世界を構成しようというひたむきな想いでした。
ORIJNS(オリジンスとお読みください)は2013年、パリから30kmイヴリン県のトリエル=スュル=セーヌで誕生。コミュニケーション・ツールとマーケティングに熱情を燃やしアイデアを絶え間なく生み出すブランディーヌ(Blandine)と、写真とイメージに情熱をそそぎ、色温度の高い色彩と低い色彩を見事に使いこなすブリュノ(Bruno)が出会いました。
ブランディーヌはそれまで既に14年間大手レコード会社に勤め、日頃エンターテイメントを職業とすることに熱情を傾けていましたから、自分の様々な趣味と能力そして価値観を同時に発揮したいと考え、当然のようにORIJNSのプロジェクトに飛びつきました。
かつて職業写真家としてグラフィックス分野のエージェントを作っていたブリュノは、イメージを取り扱う仕事に熱をあげていました。特にルーツにまつわる雰囲気に惹かれてORIJNSのグラフィックそのものも手がけていました。
こうしてブランディーヌとブリュノは、帯同してフランス全土を駆け巡ることになったのです。ニットやセリグラフ、仕上げ加工など、各地に散らばってノウハウを駆使している企業の元へ出向き、すべてをフランス本土で生産するヒップスター・スタイルの衣服・アクセサリー・ブランドの創出を持ちかけました。